Notes お役立ち機能:その1 Notes強制終了後に作成中のメールを復活させる。
- 最終更新日:2021年01月18日
- 公開日:2021年01月12日
メールを作成していて、突然Notesが強制的に終了し、書きかけのメールが消えてしまったことはないでしょうか?
Notesに限った話ではないのですが、アプリケーションの強制終了というのはある日突然訪れるものです。そのため、強制終了が起こったとしても、復旧できるような予防措置を講じておくことが大切になりますね。
お役立ち情報で最初に紹介するのは、書きかけのメールが消えてしまった後に知った「自動保存」という機能です。この機能を使用することで、万が一Notesがフリーズ・強制終了したとしても、Notes再起動後に自動的に保存されていた作成途中のメールを呼び出し、編集することができるようになります。
設定方法
Notesクライアントで、「ファイル」-「設定」から「Notes クライアントの基本設定」を開きます。「常に自動保存」にチェックを入れ、保存間隔を分単位で指定して設定完了です。
(Notes のメールでは本機能を標準で利用できるようになりますが、独自開発されたアプリケーションでは、DBの設計段階で設定が必要です)。
これで、指定した間隔ごとに自動保存が行われるようになりました。自動保存が行われると、以下のようなメッセージがステータスバーに表示されます。
メールの編集画面を開き、「ファイル」-「自動保存」-「すぐに自動保存」を選択すると、編集中の文書を好きなときに自動保存することも可能です。
動作確認
意図せずNotesが終了してしまった場合は、Notesを再起動します。Notesの起動が完了すると、未保存の文書があることを通知してくれますので、「はい」をクリックします。
未保存文書の一覧画面が表示されますので、復旧するメールを選択し、「復旧」ボタンをクリックします。すると、自動保存が行われたときのメールの内容が開かれます。
まとめ
これで Notes が強制終了してしまっても、作成中のメールを残すことができるようになりました。転ばぬ先の杖としてお試しください。
【動作確認バージョン】
HCL Notes/Domino 11.0.1
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1位
Notes お役立ち機能:その1 Notes強制終了後に作成中のメールを復活させる。
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2位
Notes お役立ち機能:その2 探したい文書の検索
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3位
Notes お役立ち機能:その3 別ウィンドウで文書を開く
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4位
Notes お役立ち機能:その4 メールをタスクとして設定する
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5位
Notes お役立ち機能:その5 ユーザー名でメールを素早く探し出す方法
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6位
Notes お役立ち機能:その6 メールの色分けによる受信ボックスの整理
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7位
Notes お役立ち機能:その7 メールの履歴をインターネット形式に置き換える
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8位
Notes お役立ち機能:その8 ビューを切り替えても選択文書を保持する方法
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9位
Notes お役立ち機能:その9 個人グループを展開表示しない
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10位
Notes お役立ち機能:その10 文書からビューへ