Notes お役立ち機能:その6 メールの色分けによる受信ボックスの整理

  • 最終更新日:2021年01月18日
  • 公開日:2021年01月13日

受信ボックスに届いている大量のメールを探していたが、得意先のお客様や上司からのメールを見失う、ということはないでしょうか?

Notesでは送信者のメールアドレスやユーザー名を基に、送信者ごとに色を分けてメールを表示することができます。
これを利用し、得意先のお客様や上司のメールだけに色をつけて分かりやすく表示させることが可能です。

Notes V10 以降では、メールだけでなく、カレンダーの色分けも可能となりましたので、一緒にご紹介いたします。

設定手順

自身のメールを開き、「オプション」-「プリファレンス」をクリックします。プリファレンスの設定画面が表示されます。

useful-info-NotesDomino-tips006-1


「メール」タブ-「送信者の色」タブを選択します。

useful-info-NotesDomino-tips006-2


「送信者名」に送信者のメールアドレスやユーザー名を入力し、背景とテキストのカラーパレットからそれぞれ色を選択します。
迷ったときは、背景の色は原色の一段下の色を選択し、テキストの色はデフォルトの黒のままに設定すると、見やすくなると思います。

また、画面下の「これらのユーザーが議長をつとめる会議にも色を適用する」にチェックを入れると、カレンダーでも同様に色合いが変更されます。

useful-info-NotesDomino-tips006-3-1


動作確認

色を設定した後の受信ボックスを見てみると、以下のようになります。メールが判別し易くなったのではないでしょうか。

useful-info-NotesDomino-tips006-4


同様に、カレンダーについてもメールと同じ色合いに変更されていることが確認できます。

useful-info-NotesDomino-tips006-5


まとめ

メールを送信者で色分けしておくと、メールの判別に役立ちます。得意先のお客様が送られたメールを優先的に対応したいときの目印ともなります。
お試しください。

【動作確認バージョン】
HCL Notes/Domino 11.0.1