Notes お役立ち機能:その7 メールの履歴をインターネット形式に置き換える
- 最終更新日:2021年01月18日
- 公開日:2021年01月13日
Notesでは、インターネットユーザー宛へのメール返信に「インターネット形式の履歴付き返信」を利用できますが、この引用符付きの履歴を社内メールでも簡単に利用したいと考えたことはありませんか?
手入力で引用符を作成したり、一度「インターネット形式の履歴付きで返信」形式に変換し、コピーするやり方もありますが、そんなことをしなくても簡単に引用符を入れることができます。
また、Notesメール形式の「履歴つき返信」でメールを作成後、インターネット形式に変えたい場合にも本記事で紹介する方法で対応可能です。
設定手順
はじめに、引用に使用する符号を設定します。デフォルトの設定では、引用に「>」が使用されますが、変更したい場合は、以下を実施します。
Notesクライアントで、「ファイル」-「設定」から「メール」ー「インターネット」を開きます。「インターネット形式の返信の作成時」-「行の接頭辞」に、引用に使用する記号を設定してください。
それでは、実際に履歴つき返信のメールをインターネット形式に変更してみたいと思います。
まず、履歴付き返信のメールを用意します。
次に、履歴部分をドラッグします。
最後に、「編集」ー「選択への接頭辞の追加」をクリックして完了です。
動作確認
ドラッグしていた履歴部分が「インターネット形式の履歴付き返信」を行ったように、引用符付きの履歴に置き換わります。
尚、「選択への接尾辞の追加」は、インターネット形式での返信同様、リッチテキストがプレーン・テキストに変換されます。
太字や取り消し線等といった装飾も消えてしまいますので、使用する際はご注意ください。
まとめ
この手順を行えば、引用符尽きの履歴を簡単に用意することができます。引用したい文章を返信メールに貼り付け、「選択への接尾辞の追加」を行えば簡単に引用符を追加することができますね。
お試しください。
【動作確認バージョン】
HCL Notes/Domino 11.0.1
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1位
Notes お役立ち機能:その1 Notes強制終了後に作成中のメールを復活させる。
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2位
Notes お役立ち機能:その2 探したい文書の検索
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3位
Notes お役立ち機能:その3 別ウィンドウで文書を開く
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4位
Notes お役立ち機能:その4 メールをタスクとして設定する
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5位
Notes お役立ち機能:その5 ユーザー名でメールを素早く探し出す方法
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6位
Notes お役立ち機能:その6 メールの色分けによる受信ボックスの整理
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7位
Notes お役立ち機能:その7 メールの履歴をインターネット形式に置き換える
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8位
Notes お役立ち機能:その8 ビューを切り替えても選択文書を保持する方法
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9位
Notes お役立ち機能:その9 個人グループを展開表示しない
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10位
Notes お役立ち機能:その10 文書からビューへ